麦イカの丼

若狭の麦イカを頂きました。

麦イカはスルメイカの子供で、麦の穂が出そろう6月頃が時期なのでそう呼ばれます。スルメというと、干物にするものでアオリイカより落ちると思っていましたが、実際食べてみると身が柔らかく、これはこれでご飯が進みます。

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さばきかた

料理方法はシンプルで、大雑把に書くと、抜く・分ける・切るの3工程です。

自分で楽しむだけなら、お店みたいに綺麗にする必要もないですからね。

下ごしらえ

アニサキスに当たると悶絶するほど痛いらしいので、冷凍庫でしばらく寝かせました。

麦イカにはほとんどいないようですし、面倒なら省略していいかも。

胴からワタを抜く

まず、胴の部分とワタ(+足)に分離します。

胴に指を入れるとワタとの継ぎ目があるので指で切り離した後、エンペラと足を持てば簡単に引き抜けます。

引き抜いた後、胴の中に軟骨(透明のビニール状のもの)があるので引き抜いておきましょう。

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ワタとゲソを分ける

目玉を潰さないように、目の下あたりに包丁を入れます。

ゲソの中心に嘴があるので取り除きます。嘴は歯ごたえがあって美味しいのですが、小さいのでほとんど食べられるところがありませんでした。

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食べやすい大きさに切る

あとは食べやすいように切ればOKです。

今回は、胴とエンペラを素麺状に、ゲソは何本かずつに分離しました。

盛り付け

大葉をのせた白飯に、さばいたイカとわさび醤油をかけ、ゴマをまぶしてます。

今回、ゲソは吸盤の硬いところが落ちるぐらいに軽く炙りました。

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