ガス欠(2)
前回は、燃料計のランプが点かなかったためにガス欠になった話を書きました。
その原因は翌日わかるのですが、その前に燃料計の仕組みについて、簡単に書いておこうと思います。
燃料タンクの中にはガソリンが入ります。その上にフロート(浮き)が浮かんでおり、タンク内のガソリンの量に応じてタンク内を上下するのです。この構造は、昔も今もさほど変わりません。
その日はどういうわけか、フロートの動きが悪かったようです。ガソリンが減っているのにフロートが下がらなくなっていました。そこでフロートを取り外して掃除したところ、元に戻ったので部品交換はせずにすみました。
ひとまず今回は直ったものの、再発したら困るのでガソリンの携行缶を買いました。これも予備バッテリーや充電器なんかと一緒にトランク内に常備され、後々まで重宝することになります。
あくまで非常用なので、ガソリンスタンドまで自走できるだけ入ればOKと割り切り、あとはスペースとの兼ね合いで決めればよいと思います。大きいものだと給油するときに重たくなるので注意。
田舎に行くとガソリンスタンドが少ない上に、夜中や休日になると営業してなかったりします。下手をすると150km近くも給油できない場合があるので、遠出する機会が増えるほど予備のガソリンが欠かせなくなっていきました。
って、JAFの出動理由のTOP10にガス欠が入ってるんですね。
JAF|ロードサービス|データで見るロードサービス救援データ|2016年度 年間
H28年度の四輪は年間63,000件。月あたり5,200件で1日に175件ですよ。そんなにうっかりさんが多いんだったら、最初から携行缶を持たせておけばいいのに・・・なんて思ってしまいます。