なくなったもの 5マイルバンパー
5マイルバンパー。
その名の通り、時速5マイル以下でぶつかっても元に戻るように作られたものです。
最近あまり見ることもありませんし、まだ作られているのでしょうか。
124 Spiderでは、北米仕様で装着されていましたが、日本では取り払う人が多いようです。理由はやはり見た目と重量でしょう。見た目は言うまでもありませんね。本国(イタリア)では着いていないものですし。これを前後取り外したら結構な軽量化になりますね。片側だけ外して手に持った事はありますが、必要に駆られない限りは持ち運びたくないと思うぐらいです。
まー実際のところ、どれぐらい役に立つかと言うと微妙な感もありますが、元々は北米で保険の濫用を減らすために考案されたものらしく、それなりに効果もあったようです。どんな場合に役に立つかというと、
- 駐車する時にバックでぶつかった
- 渋滞でオカマを掘られた
営業車なんかで後ろをぶつけてるクルマをよく見かけますが、最近の車に付けても一定の効果が望めそうです。メーカーや修理屋さんが儲からないからダメでしょうか。
個人的には、車体のデザインとバンパーの無骨さとの対比が気に入っています。
最初から付いてたものだから、かもしれませんが。