古今比較
旧車がどんなものなのか、今の車と比べてみたいと思います。
まず、見た目は一番大事なところです。
これはいうまでもないでしょう。
乗り心地については、好き嫌いがはっきりするところだと思います。
旧車のほうが五感に伝わる情報が多く、運転を楽しめるのではないでしょうか。
- ドアをあけたときのオイルの匂い。
- 始動時に手に伝わってくるモーターの振動。
- エンジン音、振動、足元から伝わってくる熱気。
- 三角窓から手元に吹き込んでくる風の感覚。
最近の車は、これらの情報(刺激)がマイルドになり、快適さが向上します。
旧車から見れば、ここは部屋と錯覚する程です。
他にはトラブルの頻度や種類もあります。
旧車と呼ばれているものが少しずつ進化した結果、最近の車になっているのでトラブルが起こりやすいのは仕方のないことです。それに、経年による部品の劣化もあります。ヒューズが切れたとかスイッチを押しても反応しなくなった類のものは日常茶飯事ですが、構造も単純なので原因の特定はしやすいかも。
最近の車は・・・トラブル起きないですよね?
旧車の場合、トラブルを含めて楽しむぐらいのほうがいいかも知れません。
最後に・・・かなり状況が限定されそうですが。
旧車は気密性が低いため、雨が降った後でカバーを外すと濡れた土や草の匂いが車内に充満しています。いい匂いなんで好きなんですが、そのまま放置するとカビ臭くなったりサビの原因になったりするので、シートの下に湿気取りを入れて定期的に交換していました。最近の車なら、そうした心配事は皆無ですかね?カバーも防犯上の理由以外でかけないように思いますし。