大阪市には消防団がない(1)

意外かもしれませんが、大阪市には消防団がありません。

代わりに、水防団という組織があります。

 

長く住んでたって知らない人が多いくらいですから、水防団て何?って思うのも無理はないでしょう。台風や地震のときに水害を防ぐために防潮扉を閉めたり堤防に土嚢を積み上げたりわけです。

 

大阪市の場合、市内を大小の川が複雑に入り組んでいるため、水害を防ぐためにはこうした組織が必要なんだろうと思います。

 

 

私の場合は、東日本大震災以降、数年おきに大災害が起こっていることから、有事に他人の助けを指くわえて待つよりも、誰かを助けられるように備えておこうと思い、入団しようと思いました。

 

 

ただ、入団前の印象と同じく、やっぱり認知度は低いんですね。

何度か訓練に参加してみたものの、若い人はほとんどいませんでした。年齢別にみると、30~40代で若手(希少)、50代あたりからちらほら、主力が60代からといったところでしょうか。近い将来、世代交代が加速化すると、急激に人手不足に陥るだろうと思います。

 

続きます。