増えたもの カーナビ

先日、某所に向かうためクルマを走らせていたところ、道幅が狭まって通過できなくなりました。道具に頼りすぎるのはダメですが、Google Mapを使うようになってからはナビにダマされる頻度が激減しました。

 

私がカーナビを使うようになったのは10年前ぐらいです。それまでは海の中だろうが誰かの家の中だろうがお構いなしに走らせようとするわ、付けていると車上荒らしに狙われそうで気が気じゃないような高価なガラクタでした。

 

最近は車載ナビも精度が上がってきたものの、修正のスピードや金額や手間を考えるとケータイには勝てなくなってきているように思います。ケータイだと、いつでも無料で最新の機能やデータを使用できますし、高速道路を走行中に突然下道にジャンプしろなど無茶な注文をされる事もほとんどありません。

 

ただ1つだけ。到着時刻の予想が正確になってきたので、ナビの予定時刻をどれだけ短縮できるか遊べなくなったのは少し寂しいところ。

 

私の見た限りですが、旧い車にナビを付けている人をほとんど見ません。ポータブルナビを付けてる方なら見たことがあります。やたら明るい画面がクルマとミスマッチだからか、防犯上の理由か、それとも単に電力消費の問題なのか。オーナーによって理由はいろいろありそうですが、ケータイで十分な気がします。ただ、据付できるようホルダーが欲しいところ。

 

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124につけるとしたら、実用性を考えると此処ぐらいだろうか・・・やめておいたほうがいいでしょうね。たぶん。

梅雨の時期に困ること

軽く自慢ですが、ここ何年かは急な雨に降られたことがありません。降っても小雨程度なので、ほとんど傘を持ち歩かなくなりました。

 

この時期になると悩ましいのが雨・・・雨漏りの事は何度か書きましたが、他にもあります。そう、ワイパーです。

 

もともと、124Spiderにはワイパーが2本あります。これが色んな原因で動かなくなるわけです。

 

例を挙げると・・・

  • バッテリーが減って動きが鈍る
  • ワイパーが外れる、ブレードが折れる
  • モーターに浸水してパアになる

 

この中だと、やはりバッテリーに起因するのがダントツでした。特に夜間は電気の消費が多いですからね。

 

ワイパーが止まっても目的地には安全に到着したいもの。私が実際に使っていた方法を書いてみます。いざという時に役に立てると幸いです。

フロントガラスに顔を近づける

ブラインドの近くでは外がよく見えるのと同じ理屈です。スピードはかなり落ちますが、慣れれば意外とよく見えます。

手動ワイパー

なるべくワイパーを動かさないようにしてバッテリーをセーブするわけです。どうしても必要になるまで我慢します。どうしても見えなくなったら1回ずつ動かします。

フロントガラスの撥水処理

これだけは非常用といわず、普段からやっておいたほうがいいです。ガラスに塗っておくと水滴をよくはじいてくれるのでワイパーの使用頻度が激減します。

特に高速道路だと効果てきめんで、風圧が強まると水滴をキレイさっぱり吹き飛ばしてくれます。

書くまでもないですが、これらは非常用です。おかしいと思ったら直すようにしましょう(それでも突発的な故障やパーツが見つかるまで保留といった事態は、少なからずやってきます)。私も毎回やってたわけじゃありませんので、誤解しないで下さいね。

 

 

自分の後輪に追い抜かれ

実際に身に振りかかるとびっくりすることがあります。

 

走行中、いきなり尻のあたりにぐらぐらっと振動がきました。

おかしく思ってスピードを緩めると、しばらくして金属が地面に擦れるような音がしだしたので急いでブレーキをかけました。

 

その後、道路の脇に寄せるために左を見たら、黒い影がころころと転がっていくのが見えました。

 

猫?

 

目を疑いましたが、タイヤでした。それも、自分のクルマの。

まさか自分がそうなるとは思ってませんから、状況を把握するのに時間がかかりました。

  

ケガもなく他人を事故に巻き込むこともなかったのが幸いでしたが、これが高速道路だったらと思うとぞっとしました。その日は予定をキャンセルし、レッカーに来てもらい帰宅しました。

 

後日、修理に持って行きました。

早く気づいたのとスピードが出てなかったのが幸いしてダメージは最小限で済みました。ホイールを留めるナットの緩みが原因のようで、緩みがわかりやすくて強く締め付けられるように形状が違うものに替えてもらいました。

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写真上がBefore。標準は袋ナットなので緩みが一目でわかりにくい。

下がAfter。ボルト先端が心持ちナットよりもはみ出すぐらいが適当と考え、いつもより強めに締め付けてあります。

 

その後、しばらくは走行前にホイールの締め付け状態を確認するようになったのは、言うまでもありません。

海外サイト

先日、ずっと気になっていた店に行ってきました。店の前の水槽はいつ見ても清潔で、中を泳ぐ魚達も元気なので、いつか行ってみようと思っていたんです。

 

目立つ場所にないので客の入りも少ないかなーと思ったら、意外にも(失礼)、まだ早い時間だったのに常連っぽいお客さんでいっぱいでした。いい値段でしたが、満足行く食事ができました。

 

それとは逆に、水槽が濁っていて、腹を上に浮いているのとか目が濁っているのが混じっていると、店に入る気も失せてしまいます。あれって客除けなんでしょうか。よく使う駅のそばにあるだけに、よく目に付くから困ったものです。

 

 

国内で124 Spiderを探そうとすると、だいぶ気長に構えておかないと条件に合うものが見つからないかもしれません。元々、国内の台数が少ない上に、車体自体が減っているため市場に出るのが限られているからだと思います。

 

しかも最近は、同名のベツモノが発売されたため、検索の上位はこちらばかり。

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フィアット・124スパイダー (2016年) - Wikipedia

写真前方の青いクルマが新124で、後方の赤いクルマが旧124です。

新しいのは2人乗りですが、旧いのは5人まで乗れます。

 

それが海外のサイトに目を向けると、意外にもあっけなく見つかるんですね。 

 

写真もいっぱい掲載されているから見ていて飽きません。

ここ壊れやすいんだよなーとか、こんな作りだったかな?とか思いながら細部の写真を見ていくと、なかなか楽しめます。年式が古くなるほど、製造年や地域、前のオーナー達の好みやクセ、経年劣化の度合いなどで、完全に同じものが見つからなくなっていきますからね。

 

私の場合も、前のオーナーの誰かが後付けしたスイッチやら配線やらが色々付いていて、用途が不明だったり、生きてるかどうかすらわからないものが多かったです。取説なんで残ってませんし(あるのかどうかも不明)、ずいぶん経ってからこんな機能あったんだと気づくものもありました。

 

話が逸れました。

 

海外だと条件に適合するのが比較的簡単に見つかりそうです。

でも、取り寄せるのはもう少し先になりそうです。

 

以前、年式指定で左フェンダーを取り寄せたところ、右のフェンダーと形が違ってて途方に暮れたことがあります。当時はたまたま腕のよい板金屋さんがいて、上手に加工してくれたので難を逃れましたが、クルマ本体になるとフェンダーよりもずっと難しいはず。

 

安易に飛びつくと、後から面倒な事になりそうですし、少なくとも現物は見ておいたほうがいいでしょう。また、輸入の手続きや費用とか、国内で登録するための手続きとか、調べておく事もまだまだあります。

 

続く・・・かも。

なくなったもの 5マイルバンパー

5マイルバンパー。

その名の通り、時速5マイル以下でぶつかっても元に戻るように作られたものです。

最近あまり見ることもありませんし、まだ作られているのでしょうか。

 

124 Spiderでは、北米仕様で装着されていましたが、日本では取り払う人が多いようです。理由はやはり見た目と重量でしょう。見た目は言うまでもありませんね。本国(イタリア)では着いていないものですし。これを前後取り外したら結構な軽量化になりますね。片側だけ外して手に持った事はありますが、必要に駆られない限りは持ち運びたくないと思うぐらいです。

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まー実際のところ、どれぐらい役に立つかと言うと微妙な感もありますが、元々は北米で保険の濫用を減らすために考案されたものらしく、それなりに効果もあったようです。どんな場合に役に立つかというと、

  • 駐車する時にバックでぶつかった
  • 渋滞でオカマを掘られた

営業車なんかで後ろをぶつけてるクルマをよく見かけますが、最近の車に付けても一定の効果が望めそうです。メーカーや修理屋さんが儲からないからダメでしょうか。

 

個人的には、車体のデザインとバンパーの無骨さとの対比が気に入っています。

最初から付いてたものだから、かもしれませんが。

ガス欠(2)

前回は、燃料計のランプが点かなかったためにガス欠になった話を書きました。

 

その原因は翌日わかるのですが、その前に燃料計の仕組みについて、簡単に書いておこうと思います。

 

燃料タンクの中にはガソリンが入ります。その上にフロート(浮き)が浮かんでおり、タンク内のガソリンの量に応じてタンク内を上下するのです。この構造は、昔も今もさほど変わりません。

http://www.marine-j.com/shop/141004.html

その日はどういうわけか、フロートの動きが悪かったようです。ガソリンが減っているのにフロートが下がらなくなっていました。そこでフロートを取り外して掃除したところ、元に戻ったので部品交換はせずにすみました。

 

ひとまず今回は直ったものの、再発したら困るのでガソリンの携行缶を買いました。これも予備バッテリーや充電器なんかと一緒にトランク内に常備され、後々まで重宝することになります。

あくまで非常用なので、ガソリンスタンドまで自走できるだけ入ればOKと割り切り、あとはスペースとの兼ね合いで決めればよいと思います。大きいものだと給油するときに重たくなるので注意。

 

田舎に行くとガソリンスタンドが少ない上に、夜中や休日になると営業してなかったりします。下手をすると150km近くも給油できない場合があるので、遠出する機会が増えるほど予備のガソリンが欠かせなくなっていきました。

 

って、JAFの出動理由のTOP10にガス欠が入ってるんですね。

JAF|ロードサービス|データで見るロードサービス救援データ|2016年度 年間

H28年度の四輪は年間63,000件。月あたり5,200件で1日に175件ですよ。そんなにうっかりさんが多いんだったら、最初から携行缶を持たせておけばいいのに・・・なんて思ってしまいます。

ガス欠(1)

前回、プ〇ウスの話になったので燃料について書いてみます。

 

普段から気をつけているものの、一度だけガス欠になった事があります。

燃料が減ってるのに、ランプが点灯しなかったんですね。それにバッテリー関係のトラブルばかりだったので、今回もまただろうという考えがアタマから離れず、ガス欠と気づくまでに時間が掛かったように思います。センサーを過信したための失敗です。

   

その日は一般道だったので、最寄りのガソリンスタンドを探しながら押しました。

まさか4輪車を押していくなんて思ってもみませんでした。

 

クルマを押すだけなら案外簡単です。まず、サイドブレーキを解除してギヤをニュートラルにします。後は押すだけです。以上。車重があったり上り坂ではしんどいかもしれませんが、動き出したらそれほどでもありません。

 

もっと重要なのは、安全に停めるほうです。

 

これは車種によって勝手が違いそうですが、凡人が腕力でクルマを停めるほぼムリでしょう。押してスピードに乗せた後、車内に乗り込んですぐにブレーキ(またはサイドブレーキ)をかけられる態勢に持っていかないといけません。

 

ドアを開けたまま、ゆっくりと押し始める。
動き出したらシートに半分腰掛けて、片足で速度を維持する。
文字にすると簡単ですが、下り坂の怖いことと言ったらなんとも・・・。

 

どうにかガソリンスタンドまで辿り着き、ハイオクを満タンに入れて事なきを得ました。翌日、ガソリンの携行缶を入手し、これが意外にも重宝することになります。

 

続けます。